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【 2024/05/17 01:10 】
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Gold Dust Day Gecko さて、ハワイ島西海岸のコナでの滞在は、休息日と決めておる。 従って3月1日からの残り5日間では精力的な探索を控え、のんびりと海を楽しませてもろうた。 コナで宿泊した宿はこじんまりとした心地の良い場所で、ご主人とその奥方は非常に気さくで親切であり、残りの日々は快適にすごくことが出来た。 
 そのようなわけで、ハワイ探索方はほぼ終焉を迎えておる。 そしてここで紹介したいのは、我らが宿泊した宿に住み着いていた、なんとも歌舞いたヤモリである。

 このヤモリ、日本では”マダガスカルミドリヤモリ”もしくは”ヒルヤモリ”と呼ばれておるようだ。 比較的近年に渡ってきた移入種で、その勢力を着々と拡大しているところであるらしい。 ある学生が問題であると騒いでおったが、予が調べた書物によると主に他の移入種を餌としているらしく、ハワイ固有種との抗争は起こってないらしい。 いずれにしても、予にとってはひどくものめずらしい生き物であった。 移入が問題視されているものの、ヤモリの住める環境の見当たらぬ今の日本と比べれば、うらやましく思ってしまうのは予だけであろうか。


Green Anole さて、ヤモリついでに、トカゲも紹介しておく。 こちらは”グリーンアノ-ル”と呼ばれるトカゲで、あちこちの草陰に見られた。 生まれたての若い島々であるハワイ諸島には固有種と呼ばれる爬虫類はおらず、そのような中で、このグリーンアノールは最も広く分布しておるらしい。 比較的早くに移住してきたのであろうな。

Northern Cardinal むろん、のんびりしておっても鳥はいつでもまわりにおるものだ。 こちらはショウジョウコウカンチョウ。 オアフ島から比較的よく見かける鳥であったが、今回浜辺で骨休めをしている折によい残像を斬り撮る機会に恵まれた。 オスは鮮やかな緋色でよく目立つ鳥であった。 声もきれいであるしな。

Yellow-billed Cardinal 同様の場所にて斬り撮りに成功した、キバラカラカラ。 こちらはハワイ島からの付き合いである。 ショウジョウコウカンチョウにしてもこの者にしても、いずれも外来種であるものの、色合いの鮮やかなこれらの鳥たちはハワイの気候に合ったハワイらしい鳥に思えてくるな。

 残像には修めることが出来ぬものとして、この休息日には貴重な体験もたくさん出来た。 イルカと泳いだり、その鳴き声を海中で訊くことが出来たのは非常に感動ものであった。 声といえば、マッコウクジラの声も、姿の見えぬ海中に深く響いておった。 海の中は不思議な世界であるな。 底の見えない深遠へと静かに泳ぎ遠ざかってゆくイルカの群を水中で見下ろしたときの、あの不思議な世界観は忘れられぬ記憶である。
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【 2006/03/01 05:34 】
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