
帰国を迎えたこの日は、渡り鳥の休憩地として有名なクリーマー農場へ向かった。 そこではカナダツルやシジュウカラガンたちが羽根を休めている。 繁殖をしないものたちが既にこの場所に集まってきていると言う、知人の情報どおりである。

こちらはミドリツバメ。 このツバメは本来、木の洞などに巣を設ける。 この農場ではあちこちに巣箱が設けられており、彼らは恐らく底で子育てを営んでいるのであろう。
と、突然彼らが一斉に飛び立ち、向かいの林の隅へまっしぐらに集まってゆく。 何かと目を追うと、その先にはワタリガラスがいるではないか。 どうやら彼はツバメたちに嫌われているらしい。 数十秒のツバメたちによる猛攻を受けた後、カラスはどこかへ去っていった。

こちらはマスクラット。 ビーバーのようにダムは作らないものの、こちらもうやはり水生のねずみである。 ビーバーの尾がジュゴンのように上下に漕ぐ鰭なのに対し、マスクラットのそれは魚のように左右に漕ぐようになっている。 同じねずみの仲間なのに、何で漕ぎ方まで違うのだ?
さて、思えば、なかなかに収穫のある日々であった。 依然暮らしていた場所でこれだけの発見がったのは、かつては予が如何に未熟であったかということと共に、ただなんとなく見て回るのと集中して見回ることの違いを示していると思う。
PR