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【 2025/04/21 07:55 】
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 ここでひとつ、冬のあいだに見てきたことをまとめてみようかと思っている。 お題は、「冬の台所」。 食糧事情が一般的に厳しいと思われる冬のこの季節を、鳥たちはどう過ごしているのか。 人間とのかかわりにも着目しつつ、見てゆきたいと思う。


餌場 まずは、ここであろう。 冬の水鳥たちに餌を与えるのは、あちこちで行われている行為であろうな。 予のよく訪れるこの潟湖では、多くの人々が餌を持って訪れ、その種類は穀物類だけでなく蛤や蟹などの魚介も含まれておる。 定期的にかつ個人的に餌やりに訪れている人たちも、どうやら何人かおるようである。 日本では半作業的に水鳥に餌付け作業が行われているところも多いが、ここでは少し事情が違うようだな。
 さて、この潟湖で人々から食料を得ている鳥たちを紹介してみよう。 水鳥では、左にある真鴨、アメリカ緋鳥、尾長鴨をはじめ、瘤鵠(こぶはくちょう)、四十雀雁などが主賓のようである。 一羽だけ居着いている灰色雁も、人のはこんでくる食料に依存しているのではなかろうか。 そのほかに、姫羽白(ひめはじろ)、頬白鴨、小鈴鴨も集まってくる。 採餌のたびにもぐるので、効率はすこぶる悪そうであるが…。 基本的に肉食のこれら潜水鴨たちが集まってくるのは、人々が魚介類も分け与えておるからであろう。 そしてそこには当然、鴎たちが殺到してくる。 鷲鴎が主で、ほかにアメリカ大背黒鴎も見られるし、カナダ鴎もおこぼれに預かっておるようだ。 ほかには、土鳩、姫小嘴鴉(ひめこばしがらす)羽衣鴉(はごろもがらす)照椋鳥牴牾(てりむくどりもどき)が辺りをうろうろ。 黒京女鷸(くろきょうじょしぎ)や浜鷸もよく見かけるが、これらも盗み食いに訪れているやもしれぬな。
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【 2006/02/18 07:00 】
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song's song ここ一週間、今までが嘘であったように天気がよい。 気温はかえって低い日も多くなったが、日差しが暖かくて心地よい。 こうなると、本当に冬を抜けたような気分である。 
 駒鶫(こまつぐみ)がさえずり始めたのをきっかけに、他の鳴禽たちのさえずりもあちこちで聞かれるようになってきた。 15日の本日は、歌雀(うたすずめ)が歌い始め、紫猿子(むらさきましこ)も張り合うようにさえずっておった。 鳥たちが賑やかになると、心も踊る。 春である。

【 2006/02/15 00:51 】
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桜 2月10日、ここ二日間、ビクトリアは快晴に恵まれている。 薄暗い日々が多いだけに、この日差しは最高に気持ちがいい。 最も、本土(バンクーバー)の方が冬の天気はずっと悪いらしく、ビクトリアに住む予は随分と恵まれているのであろうな。
 このまぶしい日差しの中、咲き始めた桜を見つけた。 まだ2月の初頭であるが、ビクトリアでは開花はこの時期に迎えるらしい。 北海道より北に位置すると言うのに、まことに所変われば随分と勝手も違ってくるものである。

混血 ”ヒドリガモがいる”という情報を得たので、良い天気を機会に調査に乗り出した。 早速、緋色の頭の鴨を見つけたので、おっ!と思い確認。 しかしながら、この鴨は以前も見たことのある、アメリカ緋鳥との混血であろう。 北米でも緋鳥鴨が見られるときいているのであるが、いまだに見つけておらぬので少々残念であるな。
【 2006/02/10 15:18 】
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