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【 2024/04/29 18:52 】
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雪の朝 今の時期はまだまだ寒く、朝は大抵、零下を下回る。 今朝に至っては、珍しく雪も降り積もった。 予の探索下では、鷂の営巣活動にまだ目立った活動は見られない。 それでも他からの報告によると、ぽつぽつと、番の成立した営巣地が現れてきているらしい。
 鷂は雄が縄張りを持ち、一年を通して守る。 営巣活動は、雄がここと決めた場所に巣を懸けることから始まる。 巣を懸けながら、雌の到来を待つ。
 
 この探索方を請け負って以来、日の出前からの調査を続けているが、鳥に関して改めて気付かされることが多い。
 やはり鳥たちの朝の活動は活発である。 では、その朝を賑わすカナダ西海岸の鳥たちを少し紹介してみよう。

コマツグミ 鳴き手の一番手は、コマツグミだ。 この者たちは、曙の兆しも見られぬ朝早く、星たちがまだ煌々と鳴る夜空の元でさえずり始める。

 さえずる鳥たちの目的は、縄張りの主張といって過言ではあるまい。 そこには競争相手への牽制や雌への自己主張が含まれておるだろう。 東の空が徐々に白み始めてくるころ、ぽつりぽつりと増えてくるさえずりは、大合唱へと変貌する。 特にミソサザイなぞは声がえらく大きく、少し抑えてくれないとこちらは仕事にならない。 予は、鳴き声から誰がおるのか確認せねばならぬのだからな。

 朝の声は縄張り主張だけではない。 ワシカモメも朝は非常に早く、まだ多くの小鳥がさえずりを始める前から空を舞い始め、鳴く。 彼らの目的は朝食のようで、公園や庭などの空き地でミミズなどの小動物を探して食べるのが日課のようである。 しかし、何故、鳴くのであろう? 他の者達への意思伝達が目的とは思うのであるが…

 カモたちも、朝は早い。 というのは間違いで、彼らは夜の間もせっせと活動する。 以前どこかで、カモの仲間は夜行性で夜に畑地で餌を漁り、昼は安全な水辺で休むと聞いたことがある。 しかし、そう言い切れるものでもない様で、真昼間に畑で採餌する姿を必ずと言ってよいほど目にする。 まあ、いずれにしても、明け方は移動時間帯であることは確かなようだ。

 う~む、長くなりそうなので、この続きはまた次の機会を探すかな。

 
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【 2006/06/10 23:42 】
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